こだわり
食は文化
ご当地グルメにはさまざまな決まりごとがあって、こうでなくちゃいけないというしばりがある。
食は文化だし、ご当地にはご当地の積み重なった歴史があるのでそれは尊重しなければならない。
福岡県の「もつ鍋」は
- 薄いアルミ鍋を使う
- 牛の小腸を使う
- 味が薄まるので水分の多く出る白菜やもやしは使わない
- 味が変わるのでしいたけを使わない
- 出汁は昆布と鰹節
- 本来の味付けは醤油
ということらしいが、今では色々派生して味噌で味付けしたりポン酢で食べたり、材料も豆腐、もやし、山芋、肉団子、きのこなどなどお好みで入れているよう。
十人十色のお好みがあるし、お店屋さんは他店と差別化を図っているだろうし、本来はこうだけど色々あるよ的に楽しんでいるんじゃないでしょうか。
観光客として昔の味を楽しみたい
観光客として福岡県もつ鍋を食べに行くなら、最新トレンドではなく、昔ながらのその地域でこそのもつ鍋を味わってみたい。
多分醤油の味も違うんだろう。
地域に愛されている食なんだから、きっとモツもいろんな種類があって安いんだろうなあ。
食材と調味料
食材
- 牛大腸(精肉屋さんで100グラム398円。高い、もう買わないと思う)
- キャベツ
- ごぼう
- ニラ
- ニンニク
- 唐辛子
出汁
- 真昆布
- 鰹節
調味料
- 酒
- ミリン
- 薄口しょうゆ
- 塩
調理手順
野菜
- ごぼうをささがきにして水にさらす
- キャベツをざく切り
- ニラを同一長さにざく切り
- ニンニクと唐辛子をスライス
モツの下処理
水洗いして湯がく、私が湯がいた時間は沸騰したお湯にモツを入れてから10分くらい。
その後ざるで湯切りする。
出汁
真昆布とだしパックに入れた鰹節を鍋に入れ、水を注ぎ入れて火にかける。
味付け
沸騰前の出し汁に上記調味料を適量お好みで入れる。
動画を見てもらえれば分かるが私もいちいち量っていないので、こればかりは味を見ながらお好みでどうぞ。
今回唐辛子を入れすぎてとても辛い思いをしたので、次回からは気を付ける。
野菜投入
沸騰した鍋に
- ごぼうのささがき投入
- キャベツのざく切り投入
- ある程度火が通ったらニンニクと唐辛子投入
- 野菜に火が通ったら湯切りしたモツを投入
- 火が通ったらニラを鍋の真ん中に橋を架けるように乗せる
完成。
感想
食材について
モツが高すぎる。
モツを日常的に食べる地域ではきっと安いんだと思うけれど、私の住んでいる地域は需要が少ないからか高い。
味について
汁が美味い。
出汁とごぼうとキャベツとニラが最高。
スッキリとして味に深みがあっておつゆにご飯を入れて食ったら最高に美味しかった。
福岡県のもつ鍋は小腸の脂身を楽しむようだが、大腸にも脂身がそれなりにあって、2,3個食べたらもうたくさんだと思った。
子どもの頃はすき焼きの牛の脂身を食べるのが最高の楽しみだったけれど、今ではもうもうお腹いっぱい。
本場ものを食べたことがないので作ったこれが正解なのかわからない。
本場ものを食べてみたいなあ。
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