旅行に行って観光したり美味しいものを食べたい。
でもこのご時世だしそもそもお金がない。
観光は無理だ。
しかし、B級ご当地グルメはほぼおんなじ物を作ればいいじゃない。
食べて現地の空気を感じよう。
行く先はルーレットで決める。
ということで、今回は高知県のB級ご当地グルメ「鍋焼きラーメン」を作って食べた。
思い描いたものと違うものができたのでとても困惑。
手順を変えて作り直したらうまくいった。
鍋焼きラーメン
なぜ土鍋
この料理発祥の店主が、出前の時にドンブリだと冷めるので土鍋で保温効果を狙ったとか。
これが今もって継続されているよう。
レシピ
鶏ガラスープ食材(4人用)
- 鶏ガラ1羽分
- 玉ねぎ3分の1個
- 人参5分の1本
- ニンニク2かけ
- 生姜1かけ
- ねぎの青い部分2分の1本分
鶏ガラスープの作り方
- 沸騰したお湯に生の鶏がらを入れて1分ほど煮る
- 鶏ガラを水洗いして血や汚れを落とす
- 水にこの鶏がらと、上記玉ねぎ人参ニンニク生姜ねぎの青い部分を入れ、沸騰後弱火で約90分 (いろいろな作り方がある。今回はこの作り方で作った)
鍋焼きラーメン用食材(1人用)
- 中細麺1玉(本場では鍋焼き専用のストレート麺を使う)
- 鶏もも肉50g(好きなだけ、本場では親鳥の硬い肉を使う)
- ちくわ1本(半本でもよい)
- ねぎ5分の1本(本場ではわけぎを使う)
- 生卵1個
調味料
- 薄口醤油大さじ1
- 濃口醤油大さじ1
- 鶏油小さじ1(鶏油は香川県骨付肉の時に作ったもの)
作り方
- 鶏ガラスープを土鍋に400cc
- 鶏もも肉を土鍋で茹でて取り出しておく
- 調味料を入れる
- 麺を指定時間の約3分の1茹でる(指定時間が1分半の場合は30秒位でよい)
- 茹でた麺を土鍋に移す
- 麺を移した直後にちくわ、茹でた鶏肉、ねぎ、生卵を速攻入れる
- 土鍋に蓋をして火を止めて食卓に運ぶ 、運ぶ間にいい具合に蒸れる
作り直した
最初の鍋焼きラーメン
台所から食卓に運んでいる間に麺が汁を吸って汁がない。
食べた麺はやわやわ。
ほとんど汁を飲んでないのに土鍋に汁は残らず空っぽ。
麺の上にちくわも鶏肉も見えないのでビジュアル的にもダメでしょう。
汁はうまいが、これじゃあ高知県の人は「違う」と思うに違いないので申し訳ない。
専用の麺はないが、それでも何とかと思い作り直すことにした。
作り直した鍋焼きラーメン
見てのとおり最初のやつとは全く違う様相。
汁もあるし、具材が姿を見せていておいしそう。
手順を変えただけでもこんなに違う
変えた点
- 1回目は土鍋に具材(鶏肉、ちくわ、ねぎ)を入れた後に麺を入れていたが、2回目は麺を入れた後に具材を入れた
- 1回目は麺の指示茹で時間の半分の時間茹でてから土鍋に入れたが、2回目は3分の1に時間を短縮した
- 1回目は生卵を入れた後土鍋の蓋を閉めてひと茹でしたが、2回目は生卵を入れた後土鍋の蓋をしてすぐ火を消した。
作って食べた感想
家族の感想
私の感想
よりおいしく食べるための想像力は必要
作るまでは正直楽勝だなと思っていた。
作ったら作り直しが必要となるレベルだった。
想像力が欠如していた。
あんなに汁がなくなるとは思ってもみなかった。
自然の素材を使う満足感
普段は和洋中それぞれインスタントのダシを活用している。
それなりに美味しい。
それでもたまに自然素材の材料のみ使っての料理は楽しい。
おいしかった
ということで、大変おいしくいただきました。
高知県に旅行する機会があれば、ぜひ本場ものをいただきたいです。
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