旅行に行ったらご当地の美味しいものを食べたい。
でもコロナのご時世だしそもそもお金がない。
行ったつもりでB級ご当地グルメを作って食べよう。
行く先はルーレットで決める。
ということで、今回は京都府のB級ご当地グルメ「衣笠丼」を作って食べました。
衣笠丼
由来
衣笠と言ったら「鉄人衣笠」しか知らない。
ウィキで調べたら、絶対権力者の一言がその由来らしい。
「宇多天皇(867年ー931年)が、真夏の衣笠山に雪化粧を所望した。そこで白い絹を山に掛けて雪に見立てた。どんぶりに盛った姿をそれに見立てて衣笠丼と名がついた。」
信じられますか?
嘘でしょう?
いくら当時の天皇でもそんな無体なことは言わないでしょう。
絹ってそんな大量にあったのか、山に絹を掛ける人員はいるだろうけども何日かかるのか?
夏に夏の美しさを詠む教養溢れる方々のトップが、夏に雪化粧を施せなんて言うんだろうか。
嫌いな部下に対する嫌がらせか?
いったんそんなことを成功させたら癖にして機会あるごとに、雪で真っ白い山を「紅葉が見たい」なんて言って人々を疲弊させて、違った意味で後世に残る有名人になっているのではないのかと思う。
レシピ
食材(4人家族)
- 厚い油揚げ6枚(京都ではお揚げさんという)
- 九条ネギ2本
- タマゴ6個
- 出汁800cc(真昆布、鰹節)
調味料(量って入れたことがない。何でも入れすぎなければ何とかなる)
- 砂糖
- 酒
- 味醂
- 薄口醤油
お好みで使用
- 粉山椒(できたどんぶりに振る)
- 漬物(糠漬けがさっぱりする)
作って食べた感想
出汁が重要
真昆布と鰹節で出汁をとった。
お吸い物ではないので、気負わずに濃い目にとって大丈夫。
煮すぎて昆布臭くなるとか鰹が強すぎるとか、料理の競技会じゃないから大丈夫。
インスタント出汁よりよっぽどおいしい。
スッキリとした味わいになった。
※ 普段は、昆布も鰹節も高いのでインスタントの顆粒出しを使っています。
出汁は多くて大丈夫
油揚げ(京都では「お揚げさん」というんですね。親しみがあっていいですね。)が出汁を吸い取って出汁がなくなって、結局は油揚げとねぎとタマゴの炒め物になったという動画を観たので、出汁を多めに入れて作った。
結局、目に見えるほど油揚げが出汁を吸い取る様子もなく、汁が多いまま進んでしまうと思ったけれど、卵とじにするので出汁は多めで大丈夫。
山椒と漬物でさっぱり
おいしいけれども単調なので、山椒がいいアクセントになり、漬物(今回は自家製糠漬け)でさっぱりと口直しができて、がつがつと食が進む。
家族の感想
また食卓に出してほしい。
私の感想
安価で手軽にできて美味しかった。
京都で鱧料理を食べたい。
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